坐骨神経痛ってなに？
まずは神経痛について。神経に圧迫や外部からの刺激、炎症などが生じ起こる痛みを神経痛と呼びます。痛みの多くはビリビリ、ピリピリ、ジンジン、チクチクと電気が走るような感覚や痺れる感覚で酷い場合には歩くことすら難しくなります。その中でも腰やお尻、太腿の裏、ふくらはぎ、足先にかけて痛みが出るのが坐骨神経痛です。坐骨神経は腰から足先まで伸びる長い神経で、太さは大体ボールペンくらい、長さは1メートルくらいと、人間の身体で一番太くて長い神経です。（坐骨神経痛とは、病名ではなく症状の名前です。）坐骨神経はお尻の筋肉（梨状筋と上双子筋）の間を走っています。お尻が硬いと、筋肉に神経が圧迫されて痛みが出てしまうのです。その為、お尻周りをほぐすことで神経の経路が確保され、痛みがなくなる事があります。その方法として、硬式テニスボールをお尻の下に置いてゴロゴロしてほぐすのが良いでしょう。（もし、その時に痺れがある場合はボールの位置を変えて痺れないポイントを探してください。）
