腰が痛い人がやってはいけない姿勢!

腰痛に悩む多くの方が「正しい姿勢を意識しているつもりなのに中々良くならない・・・」と感じていませんか?
実は、知らず知らずのうちに「腰に悪い姿勢」を続けてしまい、症状を悪化させている可能性があります。
◎腰痛に悩む人が抱える問題とは?
・座ると腰が痛くなる(長時間のデスクワークが辛い)
・立ち上がるときにズキっと痛む
・椅子に座っていても足が痺れてくる
・整体はマッサージに行っても一時的にしか楽にならない
これらの症状を抱える多くの人が、日常的に「間違った姿勢・座り方」を続けてしまっているのが現実です。
では、どんな姿勢が腰に悪いのか?
そして、どうすれば腰に優しい座り方ができるのか?
具体的に見ていきましょう。
◎腰が悪い人が絶対にやってはいけない姿勢・座り方
1.猫背で座る(骨盤が後傾する)
【問題点】
・背骨が丸くなり、腰椎に過剰な負担がかかる。
・椎間板の圧力が増し、ヘルニアや脊柱管狭窄症を悪化させる。
【理由】
・猫背での座位は、腰椎の椎間板に最大200%の圧力がかかります!!
2.深く腰掛けずに浅く座る
【問題点】
・骨盤が安定せず、腰に余計な負担がかかる。
・腹筋・背筋を使わず、姿勢を支えられなくなる。
【理由】
・座位姿勢の不安定さは、慢性的な腰痛のリスクを2倍に高めます。
3.足を組んで座る!
【問題点】
・骨盤が左右に歪み、背骨のバランスが崩れる。
・片方の腰や股関節に負担が集中する。
【理由】
・長時間の足組みは骨盤が傾きを助長し、慢性的な腰痛の原因になる。
4.椅子の高さがあっていない(高すぎ・低すぎ)
【問題点】
・椅子が低すぎる→骨盤が後傾し猫背になりやすい。
・椅子が高すぎる→足が浮いてしまい、腰に過剰な負担がかかる。
【理由】
・適切な椅子の高さ調整で、腰痛の発生率が40%低下します。
5.長時間同じ姿勢を続ける
【問題点】
・血流が悪くなり、腰の筋肉が硬直する。
・関節や神経が圧迫され、痛みが増す。
【理由】
・30分毎に立ち上がることで、腰椎への圧力が30%軽減されます。
◎【当院が指導している「正しい座り方」】!!
当院で行っている施術は、背骨のバランスを整えることで自然治癒力を引き出し、高める施術法です。
日常生活での座り方も重要視しており、以下のような座り方を指導しております。
◎【正しい座り方のポイント】
1.骨盤を立てる(前傾させる・座骨2点で座る)
・はじめに椅子に良い姿勢で座ってくださいといって、座ってもらう。でも、患者様は背骨を支える筋肉が弱くなっているので、長くこの状態を維持できないと思います。
そうなると、背もたれに寄りかかって骨盤がずるずると前に滑る悪い座り方になってしまいます。
それは絶対にやめてくださいと指導しています。
2.膝の角度は90度より少し内側に保つのがポイント!
・足裏をしっかり床につける。
・椅子が高いときは適当な台を使用する。
3.腰と背中の間に500mlの空のペットボトルを挟む。
・椅子に深く座り、お尻を背もたれに軽くつけ、ベルトライン付近に500mlの空のペットボトルを当てて、それに軽く寄りかかるように座る。(患者様が楽に感じるところがベスト)
・腰の自然なカーブ(腰椎の前弯)をサポートすることで負担を軽減。
4.30分毎に軽く身体を動かす
・座りっぱなしはNG!
・1時間に一回は立ち上がり、軽くストレッチや伸びを入れる。
◎【腰を守るために、今すぐ座り方を見直そう!】
ちょっとした座り方の違いで、腰痛が悪化するか、改善するかが決まります!!
・猫背・足を組む・長時間の同じ姿勢はNG!
・骨盤を立て、足をしっかり床につけることが大切。
・30分に一度は立ち上がり、軽く背中を伸ばしてリフレッシュする。
※間違った姿勢を続けると、腰痛が慢性化して脊柱管狭窄症やヘルニアへと進行する危険性があります。
まずは、今日から正しい座り方を意識して腰への負担を軽減しましょう!
最後までお読みくださりありがとうございました。